外壁塗装が必要な外壁の劣化症状8つを丁寧に解説
2022/11/15
外壁塗装は、家や外壁を守るための「膜」を作ります。
外壁は常に雨や風などの自然環境に晒されている部分になりますので、当然、日々劣化もしていきます。
しかし、どこからが修繕が必要な劣化症状になるのか、見極めるのは難しいでしょう。
そこで今回は、外壁塗装が必要な外壁の劣化症状を8つ紹介します。この症状に当てはまっている場合は、外壁のメンテナンスをご検討してみてください。
Contents
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状として、主なものは以下の8つです。
- ・汚れ
- ・ひび割れ
- ・色あせ
- ・チョーキング
- ・塗装の膨れ・はがれ
- ・塗装の欠け
- ・錆の発生
- ・カビ・コケ・藻の発生
それでは、それぞれ詳しくご説明します。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状1:汚れ
外壁に付着した汚れのみの劣化症状であれば、家自体にはすぐに影響が出ないので、外壁塗装を急ぐ必要はありません。
しかし、雨によって筋状の汚れができ、家の見た目が悪くなってしまいます。
外観を綺麗に保ちたい場合は、定期的に塗装をしましょう。
また、外壁が汚れてきているのは、表面を覆っている塗装が劣化して、防水機能や親水機能といった塗料の機能が低下しているサインでもあります。
様子を見ながら悪化しないうちに塗装によるメンテナンスを計画してください。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状2:ひび割れ
ひとくちにひび割れといっても種類があり、サイズによって緊急性が異なります。
幅が0.3mm未満のヘアークラックというひび割れであれば、経年劣化によって塗膜の柔軟性がなくなったことが原因である可能性が高いです。そのため、塗装をおこなってフィラーなどで下地を整えて新たな塗膜で保護すれば修繕できます。
今すぐに塗装する必要はありませんが、しばらく経過を観察してひび割れが広がらないか注意してください。
しかし、ひび割れの幅が0.3mm以上のものになると、家の躯体と呼ばれる構造部にひびが起きている可能性があり危険です。
これは上から塗装しただけでは修繕できないので、下地調整から工事をおこなう必要があります。
家の防水性に危険が及ぶ恐れがあるため。すぐに補修を検討してください。
参考記事:外壁のひび割れを放置すると雨漏りの原因に!修理方法を解説
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状3:色あせ
塗料に含まれる樹脂が長時間紫外線に当たることによって、樹脂の中に含まれている顔料が浮き出て変色し、起きる現象です。見た目が悪くなるのはもちろん、後述するチョーキングや塗膜の膨れ、はがれにも繋がるので、早めに対処しましょう。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状4:チョーキング
チョーキングとは、塗膜の表面が劣化して塗料に含まれる樹脂が削れ、樹脂の中に含まれていた顔料が粉状になって表れる現象のことです。外壁に触ると、チョークの粉の様なものが手に付くようになります。
家を保護する塗料の機能が低下しているサインです。
塗膜の劣化は、家を保護する効果を低下させます。塗り替えが必要ですのでメンテナンスをご検討ください。
参考記事:外壁のチョーキング(白亜化)現象はなぜ起こる?原因や補修費用は?
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状5:塗膜の膨れ、はがれ
紫外線などの刺激によって塗料の密着性が低下することで、表面が膨れ上がったりはがれたりする症状です。これは主に、塗膜の耐久年数の経過が原因となります。チョーキングと同様に、新たな塗装で塗膜を作ることが必要です。
塗膜が剥がれていると、そこから雨水が入り込んで外壁に浸透して外壁を傷めたり、雨漏りを引き起こす可能性もあります。
早めに塗装をご検討ください。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状6:塗装の欠け
塗膜の剥がれと同じく、塗装の欠けも放置してはいけません。
塗装を欠けたままにしておくと、欠けた部分からそのまま雨が浸水し、家の柱などを腐らせる可能性があります。家自体に悪影響が及ぶ前に、対処しましょう。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状7:錆の発生
家の外壁や屋根には、「鉄部」と呼ばれる、金属や鉄でできた部材が使われている部分があります。ここから錆が発生すると、塗膜の中で増殖して塗料をはがしやすくしてしまうため、早急な除去が必要です。
鉄部は、新品の状態であれば表面が塗装で保護されています。しかし、塗装の耐久性が低くなると、雨や塩害によって錆ができやすくなります。錆の発生を事前に防ぐためにも、定期的な塗装をおこないましょう。
もし錆が発生してしまった場合でも、外壁塗装時には鉄部の錆を落とすケレン行ったうえで塗装を行った上で、新たな錆を防ぐ錆止め塗装を行うため、ご安心ください。
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状8:カビ、コケ、藻の発生
塗膜が劣化して防水性が低下すると、外壁が水分を吸収することでカビやコケ、藻が発生しやすくなります。
放置するとその場所に常に水が溜まっている状態となり、どんどん外壁材を傷めてしまいます。
すでに塗膜が劣化している証拠ですので、早めに塗装をおこないましょう。
外壁塗装が必要な劣化か、業者に診断してもらうのが確実
先述したような劣化症状が出ている場合は、すぐにでも外壁塗装を検討したほうが良いです。しかし、自分の判断だけでは心配かと思います。その場合は、外壁塗装の業者に診断してもらうのが確実です。
業者の多くは無料で外壁の診断をしてくれるサービスをおこなっていますので、活用してみましょう。
まとめ
外壁塗装が必要な外壁の劣化症状は、以下の8つです。
- ・汚れ
- ・ひび割れ
- ・色あせ
- ・チョーキング
- ・塗装の膨れ・はがれ
- ・塗装の欠け
- ・錆の発生
- ・カビ・コケ・藻の発生
これらの症状が出ている場合は、外壁を保護する塗料の防水機能が低下しているサインです。
早めに外壁塗装の業者に無料で診断してもらいましょう。プロの目で見てもらうのが最も確実です。
塗装屋小幡では、お客様のお家に外壁塗装が必要かどうか、無料で診断させていただいております。ぜひお気軽にご相談くださいね。
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