先日より姫路市にて、コーポの塗り替え工事を行っております。
こちらは軒天のシーラー塗装の様子です。
またあわせてベランダのフィラーによる下塗り塗装も行いました。
フィラーは前回の下塗りのブログでもご紹介したように、弾性のある下塗り塗料です。
フィラーは「充填剤、埋める物」などの意味があるように、凹凸のある下地に塗装することで平滑にしたり、ひび割れのある下地に塗装することで、ひび割れを埋めつつひび割れの再発を防ぎます。
ひび割れは経年劣化の他に地震などの衝撃で発生します。この時に塗料に弾性がないと下地に追従せずにすぐにひび割れてしまいますが、塗料が弾性を持つことでひび割れを防止できます。
一方「シーラー」はシールするという意味があるように、下地に塗装することで仕上げ塗料との接着をよくする役目があります。また他にも劣化した下地に塗装することで塗料の吸い込みを抑えてムラを抑える役割りがあります。
「微弾性フィラー」はフィラーとシーラーの両方の役割を持った下塗り塗料です。
このように場所や状態に合わせた下地塗料の選択が外壁塗装には欠かせません。
明日も引き続き作業を進めてまいります。