姫路市にて戸建てのモルタル外壁塗装の工事の概要
現場住所 | 姫路市 |
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施工内容 | 外壁塗装、付帯部塗装、トイレの屋根塗装、駐車場のライン塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁全体、各付帯部、トイレの屋根など |
施工期間 | 約一ヵ月 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | パーフェクトフィラー(日本ペイント) |
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
こちらのお客様より、モルタルの外壁のひび割れや、塗料が剥がれているのが気になるというご相談をいただきました。
現地にうかがったところ、全体に劣化が進んでひび割れが目立っており、場所によっては塗料が剥落しており、すぐに補修が必要な状態でした。
幸い雨漏りは起こしていなかったため、本棟と別棟の外壁などの補修と外壁塗装を行いました。
他にもお客様のご要望でトイレの屋根塗装や駐車場のライン塗装なども行っております。
姫路市にて行った外壁塗装、付帯部塗装の様子をご紹介いたします。
Contents
施工の様子
施工前の様子
まずは施工前の外観のお写真です。
写真でも見られるように全体に外壁が劣化しており、汚れやひび割れが目立つ状態でした。
こうしたひび割れを放置しているとどんどん大きくなり、隙間から雨が侵入して外壁を傷め、雨漏りの原因にもなってしまいます。
▷参考記事:外壁のひび割れを放置すると雨漏りの原因に!修理方法や費用相場を解説
こちらのお家は棟が分かれており、敷地の大きなお家でしたので、時間がかかりましたが、しっかり補修した上で各所をしあげていきます。
こちらは施工前のベランダと軒天の様子です。
軒天が劣化して塗料が剥落していました。
高圧洗浄
まずは高圧洗浄を行います。高圧洗浄で古い塗膜や汚れを落としていきます。
ケレン
次にケレンで高圧洗浄ではとれない汚れや錆を手作業で落としていきます。
塗装前の掃除作業は念入りに行わないといけません。
▷参考記事:外壁塗装にはケレン作業が重要!必要性や種類、価格を徹底解説
シーリング打ち替え
シーリングも劣化していたため、打ち替え工事を行います。
まずは旧シーリングの撤去から始めて行きます。カッターを使って丁寧に古いシーリングを撤去します。
きれいに撤去できたらプライマーを塗装して、目地やサッシ廻りのシーリングを新しく充填していきます。
クラック補修
壁のクラックも丁寧にコーキングして補修していきます。
左官工事
コーキングで対応できないようなモルタルの剥落箇所に左官工事を行っていきます。
塗装前にはこうした場所に合わせた補修が欠かせません。
塗装を行うために、一時的に旧配管サポートを撤去しておきます。こうすることで上側まできれいに塗装ができます。
また後日新しいものを取り付けます。
カチオン補修
軒天など劣化して大きく剥落している箇所には、カチオン樹脂モルタルを使ったカチオン補修を行います。
このカチオン樹脂モルタルはプラスの電気の陽イオン(カチオン)を帯びており、既存のモルタルはマイナスの電気である陰イオン(アニオン)を帯びています。
このプラスとマイナスのイオンが磁石のように引きあう性質を利用して、より強固な下地を作ります。
本棟外壁下塗り
本棟の外壁の下塗りを行います。
下塗り用の塗料をパターンローラーを使用して塗っていきます。パターンローラーを使用することで、モルタル独特の模様に仕上がります。
使用材は日本ペイントのパーフェクトフィラーです。
外壁中塗り
続いて本体壁の中塗り作業です。中塗りは上塗り塗料と同じものを使用します。
外壁上塗り
そして本体壁の上塗り作業です。塗料を塗り重ねて厚みを作り、平滑に仕上げます。
仕上がりました。綺麗になりましたね。
別棟天井の補修
別棟の塗装に入るまえに天井の補修を行います。
劣化が目立つので、こちらもしっかりとモルタルで補修を行います。
補修を行った上から塗装を行います。
別棟養生
塗装しない箇所に塗料が付着するのを防ぐため、養生を行いました。
この養生で塗装の出来が変わるため丹念に行いました。
別棟塗装・シーラー塗装
養生の後に、吹き付けでシーラー塗装を行っております。
別棟塗装・仕上げ吹き付け
仕上げも吹付で仕上げていきます。
こちらが仕上がりの様子です。
吹き付けによって凹凸のある、多彩な仕上げが可能です。
清掃作業とライン出し
清掃作業とライン出し作業です。
まずははみ出してしまった塗料を綺麗に拭きあげます。
続いて、ライン出しを行います。
このライン出しによって塗料の仕上がりの印象が決まります。
ぴっしりと塗り分けができました。
付帯部塗装
軒裏など木部塗装
軒裏など木部にキシラデコールを二回塗装を行います。
キシラデコールは塗膜を作らない木部用塗料ですが、木目の素材が生かされていいですね。
さらに防虫効果などもこの塗料には付随しており、木部を虫食いから守ってくれます。
配管塗装
配管部分もシルバーで塗装していきます。
雨樋塗装
軒樋や縦樋も下塗りを行い、二回塗りで仕上げます。
雨戸・水切りなど
雨戸や水切り、玄関の支柱などの鉄部にはまずは保護するために錆止めの塗布を下塗りとして行います。
錆止めをした上で仕上げ塗りを行っています。
玄関の照明も塗装しました。
庇
庇の仕上げ塗装の様子です。
木製破風板
木製破風板にも下塗りを行ってから二回塗りで仕上げています。
木部は傷みやすいので、木部を腐食から守る保護剤の定期的な塗装が必要です。
スリムダクト取り付け
塗装のために取り外していたスリムダクトを取り付けます。
トイレの屋根塗装
トイレの屋根の塗装も行っています。同じように高圧洗浄をしてから下塗り、中塗り、上塗りで仕上げました。
波板屋根仕上げ
トタンの波板にも塗装を行いました。
駐車場ライン塗装
お客様からのご要望で劣化していた駐車場のラインを新しく引き直しました。
施工後の様子
各所タッチアップして完工です。
すっかり綺麗になりました!!
施工担当者より
このたびは塗装屋小幡にご用命くださいまして、誠にありがとうございました。
モルタルの外壁や軒天が全体に劣化しており、場所によっては剥落なども見られる状態でした。
状態に合わせて補修を各所しっかり行った上で塗装をしております。
これでしばらく雨漏りの心配なく過ごしていただけるかと存じます。
なにかありましたらいつでもご相談ください。
お伝えしたいこと
モルタルの外壁は、ひびが入りやすいという特性があります。
放置しておくとどんどんひびがひろがってしまい、隙間から少しずつ中に雨水が入り込んで雨漏りを起こす原因にもなります。
小さなひび割れは塗装やコーキングで対応可能ですが、大きなものには左官工事が必要です。
もしも雨漏りが起こると、内部で柱が腐ってしまったり、シロアリが発生したりと大きな損害が起こる可能性もあります。
外壁は定期的に点検を受け、こまめにメンテナンスをされることで建物のそのものを守ることができます。
姫路市での外壁塗装や外壁補修は塗装専門店の塗装屋小幡にお任せください。
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