ファインフッソとはどんな塗料?特徴やメリット・デメリットを解説|塗装屋小幡

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ファインフッソとはどんな塗料?特徴やメリット・デメリットを解説

2025/06/24

ファインフッ素とは?

外壁塗装で使う塗料ですが、現在は数多くの種類の塗料が販売されています。
そんな塗料の中で、近年注目されているものが「ファインフッソ」です。
この記事では、このファインフッソの種類と特徴、メリット・デメリット、おすすめな人について解説します。
外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ファインフッソとは?

「ファインフッソ」とは、日本ペイントから販売されている外壁塗装などで使用できる塗料です。
ファインフッソは、フッ素塗料に分類され、塗料としての性能が高いのが特徴です。
フッ素塗料は、耐用年数が長いものが多いのですが、ファインフッソはさらに耐候性の高さがあるのが特徴となっています。
他のフッ素塗料と同様に、価格帯は塗料の中で高めですが、極めて高い性能を発揮します。

▷公式サイト:ファインフッソ|日本ペイント株式会社

ファインフッソの特徴

「ファインフッソ」の特徴は、原料に特殊技術を組み合わせた高耐候性フッ素樹脂を採用することで、高い耐候性を実現した点です。
特に、気温や湿度の変化が大きい日本の気候に適していて、塗料にとって悪い環境下でも、塗膜を長く保持することができます。
ファインフッソはフッ素塗料であるため耐用年数が長く、外壁塗装の場合15年〜20年、屋根の場合で15年程度あります。

ファインフッソが使用できる外壁材

「ファインフッソ」はフッ素塗料ですが、施工性が高く、さまざまな下地材に塗装することが可能です。
そのため、モルタル、コンクリート、ALCといった、一般的な建物でよく使われる外壁材だけでなく、ステンレス、木部、鉄部などにも塗装することができます。

ただし、フッ素塗料は少し硬めの塗膜を形成するため、塗料がはがれやすいという問題があり、鉄部や木部の塗装では、ウレタン塗料かシリコン塗料を使うのが一般的です。
これはファインフッソだけの傾向ではなく、アクリル塗料や無機塗料でも同じように行われます。

ファインフッソと他の塗料との違い

ここでは、ファインフッソと他の塗料の違いについて解説します。

ファインフッソはフッ素塗料に分類されますが、他のフッ素塗料の違いは、特殊技術を組み合わせた高耐候性フッ素樹脂を採用している点にあります。そのため、高い耐候性を実現しています。
フッ素塗料は、塗料の中でも性能が高い種類ですが、そのフッ素塗料の中でも、ファインフッソは性能が高くなっています。

ファインフッソのメリット

メリット

ここでは、ファインフッソのメリットについて解説します。

高性能な塗膜で建物を保持できる

ファインフッソでは、緻密で強力に結合した分子構造を持つ素材を原料に採用しているため、紫外線や風雨、排気ガスなどの汚染物質に強いという特徴があります。
そのため、外壁の塗膜の劣化を抑えることができます。

また、仕上がりの光沢が良いため、外壁が高級感のある仕上がりにすることが可能です。

外壁から鉄部まで幅広い下地に塗装できる

「ファインフッソ」は、かぶり(隠ぺい性)がよく塗装時の発泡がないため、塗りやすいという特徴があります。
また、乾燥が速いため、塗装に適さない冬場の施工も可能です。

ファインフッソは、その施工性の高さから、各種サイディングボードやコンクリート、モルタルといった外装材はもちろん、鉄部やFRP、塩ビなどの素材にも幅広く施工できる塗料です。外壁だけでなく、柵、破風板などにも最適です。

ただし、弾性力が強いため、人が手で触るような場所の塗装には適していません。

耐候性が高く日本の気候に強い

「ファインフッソ」は、原料に特殊技術を組み合わせた高耐候性フッ素樹脂を採用しているため、耐候性が高くなっています。

日本の気候は一年において温度と湿度の変動が大きく、夏は高温多湿で冬は乾燥します。このような変動が多い日本の気候でも、高い性能を発揮するのがファインフッソです。
さらに防カビ、防藻性も高いため、外壁にカビや藻の発生するのを抑制することができます。

臭いが少ない弱溶剤系

「ファインフッソ」は、刺激臭が少ない弱溶剤希釈タイプの塗料です。
また、塗りやすく乾燥が早いという特徴もあります。
そのため、季節に関係なく施工しやすく、作業効率も高くなる塗料です。
臭いが少ないため、施工時の周囲とのトラブルを防ぐことが可能で、さらに家庭に小さい子供やペットがいる場合でも、安心した施工できます。

ファインフッソのデメリット

デメリット

ここでは、ファインフッソのデメリットについて解説します。

費用が高い

「ファインフッソ」のデメリットとしては、費用が高いという点です。

ファインフッソはフッ素塗料に分類されますが、一般的にフッ素塗料は他の種類の塗料と比べて費用が高くなっています。
特に安価なウレタン塗料などと比較すると費用が高く、ウレタン塗料の約1.5倍、シリコン塗料の約1.2倍の費用がかかります。

ただし、ファインフッソは費用こそ高いものの、耐久性や耐候性が高いため、長期的に考えるとメンテナンス費用は低くなり、ウレタン塗料やシリコン塗料よりもコストパフォーマンスは高くなります。

光沢がある色しか選べない

ファインフッソは、フッ素塗料に分類されますが、フッ素塗料は性質上、光沢がないツヤなしのものがほとんど存在しません。

実際、ファインフッソもツヤの度合いは「ツヤ有り」「7分ツヤ有り」「5分ツヤ有り」「3分ツヤ有り」の4段階から選べますが、「ツヤなし」は存在しません。
そのため、ツヤをなくした落ち着きがある外壁にしたい方は、ファインフッソは不向きと言えます。

ファインフッソの費用の相場

コスト

「ファインフッソ」の費用の相場は、1平方メートルあたり約4,000円前後です。

一般的な家屋の場合、外壁や屋根など使用する広さによって価格は異なりますが、100万円〜160万円程度の費用がかかります。
ファインフッソなどのフッ素塗料は、費用の相場が高くなっていますが、耐久性や耐候性が高いため、長期的なメンテナンスコストは低めになっています。

費用を長期的に考える場合は、ファインフッソのコストパフォーマンスは高いと言えます。

ファインフッソがおすすめな人

ここでは、ファインフッソがおすすめな人について解説します。

長持ちする塗料を選びたい

ファインフッソは、長持ちする塗料を選びたい方におすすめです。
ファインフッソの耐用年数は15年〜20年とされています。
一般的に、フッ素塗料は耐用年数が長いのですが、ファインフッソはさらに耐用年数が長くなっています。

一度の塗装で外壁が長持ちするため、建物を長持ちさせたい場合や、外壁塗装の回数を減らしたい場合におすすめです。

汚れにくい外壁にしたい

汚れにくい外壁にしたい場合も、ファインフッソはおすすめです。
ファインフッソは、表面に光沢がある塗膜を形成するため、汚れにくいという特徴があります。
外壁に汚れが付着したとしても、ある程度の汚れであれば雨水で流されるため、建物の美観を保つことができます。
特に、苔やカビが発生しやすい日陰が多い場所の外壁に、ファインフッソはおすすめです。

高級感のある外壁にしたい

高級感のある外壁にしたい方も、ファインフッソはおすすめです。
ファインフッソは光沢がある塗膜を形成するため、高級感がある仕上がりになります。
艶がある塗料はいくつかありますが、ファインフッソは費用対効果が高いため、おすすめできます。

メンテナンス費用を節約したい

メンテナンス費用を節約したい方も、ファインフッソはおすすめです。
ファインフッソは耐用年数が長いため、外壁塗装などのメンテナンスをする機会を減らすことができます。
シリコン塗料は耐用年数が8年ですが、50年で計算すると6回程度の外壁塗装が必要です。
これをファインフッソで換算すると、耐用年数は15年〜20年あるため、2〜3回程度に下がります。

このように、外壁塗装の回数を減らすことができるため、メンテナンス費用を節約することができます。

ファインフッソを使用する場合の業者の選び方

ファインフッソはフッ素塗料ですが、フッ素塗料を使用する場合は、業者選びで注意する点があります。
ここでは、ファインフッソを使用する際の業者の選び方について解説します。

自社施工をしているか確認する

一般的に、自社施工の業者に依頼すると、他社と同じ工事品質でも費用が安くなります。
ゼネコンやハウスメーカーなどは、工事を外注しているため、中間マージンが発生します。そのため、費用が2〜4割程度高くなってしまうのです。

一方で、自社の職人で直接工事を行うのが自社施工です。
自社施工かどうかは、業者の公式サイトで職人をどのように紹介しているかで確認しましょう。
職人をひとりずつ詳しく紹介している場合は、自社施工をしている可能性が高いでしょう。

商品名やメーカー名が明確かどうか

外壁塗装などを依頼する際には、見積もりを作成してもらいますが、見積書に塗料の名前が明記されていない業者は避けましょう。

理由としては、依頼した塗料と異なるものが使われる可能性があるためです。
フッ素塗料を使うと明記しながらウレタン塗料を使えば、工事の総額を3割程度削減できます。
このような塗料の差し替えは、悪徳業者が使う手抜き工事の手法のひとつなので、塗料名が記載されているかどうかは必ず確認しましょう。

▷参考記事:外壁塗装の費用・相場はどうやって決まる?見積書の見方や詳細を徹底解説!

適切な工程かどうか

外壁塗装では、3回塗りが基本です。
ただ、業者の中には下塗りや中塗りをしないことで利益を増やそうとするため、特定の工程を省いてしまう場合があります。
これを防ぐためにも、見積書の段階で工程が正しく記載されているか確認しましょう。
最低でも、下塗り1回、仕上げ塗り2回が見積書に書かれていない場合は信用できません。
また、工事が始まった後に、下塗りや中塗り、上塗りなどの工程で撮影をしてもらい、適切な工事が行われているかチェックしましょう。

まとめ

ここまで、ファインフッソの特徴とメリット・デメリットなどについて解説しました。
ファインフッソは日本ペイントが販売しているフッ素塗料で、耐久性と耐候性の高さが特徴です。
また、光沢があるため高級感のある仕上がりになり、汚れにくく、カビや苔が発生しにくいという特徴があります。
フッ素塗料であるため費用が高くなりますが、耐用年数が長いため、長期的なコストは低くなります。
そのため、メンテナンスコストを低く抑えたい方におすすめの塗料です。

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