先日より姫路市にて行っているアパート外壁塗装・各所塗り替え工事の施工の様子をお伝えします。
本日は玄関の鉄製ドアの塗装の続きから行いました。
先日下塗りで錆止めを行い、そちらが完全に乾いたので仕上げ塗料を塗装していきます。
こちらのアパートは階ごとに赤色や青色など玄関ドアの色が異なるので、その色に合わせてそれぞれ塗っていきます。
<施工後>
こちらが上塗りまで終わった様子です。
色鮮やかになりましたね。
次にマーキング調査を行います。
今回のようなアパートやマンションの大規模補修工事では、外壁全体の劣化状態の調査を行います。
事前にどこがどのように劣化しているかを、目視や打診棒などを使用してすべて洗い出し、ひび割れやモルタルの浮きや、剥落など補修が必要な箇所には写真のように補修する方法によってマーカーで印をつけておきます。
この写真は軒天部分の補修前の写真です。
このように一か所一か所調査して、どんな補修が必要なのかを判断していきます。
このマーキング調査は、補修が必要な箇所に対して、事前に決定した補修方法にて適切に補修するための重要な調査です。
この赤い印は、補修をして上から塗装をすると完全に隠れるためご安心ください。
赤く濃い太い線を引いたところは、表面の塗膜だけでなくモルタルが剥がれてしまっています。放置すると雨が吹き込むと水を吸い込んでどんどん外壁が傷んでしまい、やがれ雨漏りにの原因にもなるため補修が必要です。
剥がれたところは下記のようにモルタルで左官工事を行います。
このままだとモルタル独自の模様がないのっぺらぼうで周囲から浮いてしまうので、上から吹き付け塗装を行い、模様の再生をします。
モルタルの模様は様々な工法がありますが、元の模様に合わせてつながりが自然になるよう、似たような骨材にてスプレーガンにて吹き付けの量などを調整しながら、補修箇所に吹付を行っていきます。
赤いマークが残っていますが、上から塗装するため今は見えていても問題ありませんのでご安心ください。
このような細かい場所も吹き付けを行っていきます。
引き続き作業を進めてまいります。
こちらの施工実績は下記をご覧ください。