ガルバリウム鋼板に塗装は必要?メンテナンス方法についても解説
2023/03/27
ガルバリウム鋼板は、優れた耐久性が人気の素材です。屋根や外壁に使われている方も多いでしょう。一見すると塗装が不要にも思えるガルバリウム鋼板ですが、実は塗装をおこなった方がおすすめです。
この記事では、ガルバリウム鋼板に塗装が必要な理由と、塗装によるメンテナンス方法について解説しています。費用相場についても説明していますので、ガルバリウム鋼板の塗装をお考えの方はぜひ参考にしてください。
Contents
ガルバリウム鋼板に塗装は必要?
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンから造られたものです。耐熱性、防水性、耐久性に優れ、雪や雨が多い地域や海沿いの家にも向いています。
もともと丈夫なガルバリウム鋼板ですが、塗装は必要です。塗装を定期的におこなうことで長持ちさせることができ、ガルバリウム鋼板の耐久性を発揮できます。
ガルバリウム鋼板の塗装によるメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板は、定期的に塗装をおこなわないと錆びます。劣化の進みも早くなり、美観も損なわれるため、10~15年を目安に塗り替えが必要です。
塗り替えは、以下の手順でおこないます。
①ケレン作業
②下塗り
③中塗り
④上塗り<
しっかり塗膜を作ることによって、雨風にさらされても傷みにくくすることが可能です。
ガルバリウム鋼板の塗装費用は?
ガルバリウム鋼板の塗装費用は、屋根の場合は面積50~60㎡程度で約25~50万円、外壁の場合は床面積100㎡で約80~120万円が相場となっています。
使う塗料によっても費用は変動するので、事前に業者に見積もりを取っておくと安心です。
ガルバリウム鋼板の塗装が必須な劣化症状
前項で「ガルバリウム鋼板の塗り替えの目安は10~15年」と説明しましたが、以下のような劣化症状が見られる場合はすぐに対応が必要です。
・色あせ
・へこみ・穴・傷の発生
・屋根材の浮き
・錆の発生
ガルバリウム鋼板は耐久性に優れ、比較的錆にも強い素材です。しかし、劣化症状を放置しておくと家の内部まで劣化が進んでしまう恐れがあります。
これらの劣化症状が確認できた段階で、すぐに業者へ相談するのがおすすめです。
ガルバリウム鋼板の塗装は信頼できる業者へ依頼する
ガルバリウム鋼板の塗装は、信頼できる業者を選びましょう。というのも、ガルバリウム鋼板の塗装は高度な技術が必要で、プロの業者でも塗装が難しいからです。
ガルバリウム鋼板の塗装の難しさは、塗料を塗っても付着しにくいという点にあります。
ガルバリウム鋼板の表面は、汚れが付きにくいようツルツルになっています。しかし、このようなツルツルとした表面は、汚れだけでなく塗料も付きにくいです。そのため、塗料を付きやすくする専用の下塗り剤を塗ったり、状況に応じて錆止めを使用したりする必要があります。
こういった塗料や材質の知識が必須で、かつ適切な状況判断ができないといけないため、プロでも難しいと言われているのです。
知識や経験のない業者に頼んだ場合、塗料がすぐに剥がれてしまい、目安の10~15年も維持できない可能性があります。そういった事態を防ぐためにも、業者選びは慎重におこないましょう。
まとめ
ガルバリウム鋼板は、耐久性に優れ錆にも強い素材です。しかし、長持ちさせるには定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。
塗装によるメンテナンスは、10~15年を目安におこないましょう。しかし、以下のような劣化症状が見られる場合はすぐに対応が必要です。
・色あせ
・へこみ・穴・傷の発生
・屋根材の浮き
・錆の発生
ガルバリウム鋼板の塗装はプロでも難しく、知識と経験が少ない業者に頼むと不具合が発生する可能性があります。
そのため、業者選びは重要です。複数の業者から見積もりを取ったり、相談したりすることで、信頼できる業者を選びましょう。
塗装屋小幡では、お客様のご要望に合わせて様々な施工をご提案させていただきます。
外壁・屋根塗装をはじめベランダ・バルコニーの防水塗装や内装塗装、家具の塗装まで幅広く承っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。