



姫路市にて外壁塗装・屋根塗装〈シーリングの割れ・ひびの補修〉の工事の概要
現場住所 | 兵庫県姫路市 |
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施工内容 | 外壁塗装・屋根塗装・シーリング打ち替え・補修 |
施工箇所詳細 | 外壁・屋根・付帯部 |
施工期間 | 1ヵ月 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | 水性パーフェクトシーラー |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | パーフェクトトップ |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | パーフェクトプライマー |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | ファインパーフェクトベスト |
その他建材 | シーリング:オートンイクシード ベントキャップ:ニューウレタンネクスト クリア塗装:UVプロテクト4Fクリヤー |
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
外壁塗装・屋根塗装をご検討中のお客様より、現地調査と見積もりのご希望をいただきました。
兵庫県姫路市の築23年・3階建てで、窯業系サイディングの外壁のお家です。
相見積もりを3社ほど行われたそうなのですが、他業者だと営業ばかりで、施工の内容について詳しい説明がなくご不安を抱かれたそうです。
弊社は職人直営店のため、実際に施工する職人と直にお話しできるということでご安心いただけました。
全体的な塗装メンテナンスを行い、シーリング交換、ビス交換等も併せて行いました。
Contents
施工前


まだらの配色が特徴的なサイディングですが、この度は新たに塗り直し、元々の配色は上からカバーすることとなりました。


軒天はクラック(ひび)が入っているところもありますので補修も併せて行います。
また、経年劣化によるシーリングの剥がれがありましたので交換です。


ベランダと屋根は、数十年も経つとどうしても汚れ・苔がついてきます。
施工中
洗浄作業


屋根とベランダ屋根の洗浄中です。
プロ用の高圧洗浄機で、まずは全体を清浄にします。
苔、塵など手作業の掃除では落としきれない付着物まで、根こそぎ落とします。
養生シートの内側で外壁と窓周辺を洗浄しています。
2枚目の塀は、水圧を当てたところと当てていないところの差が一目瞭然ですね。


軒天・取り外した樹脂製建材も1つ1つ綺麗にします。
付帯部塗装
雨戸


初めに下塗り材「パーフェクトプライマー」で、均一に塗装していきます。
金属製の部分に最適で、サビ止め性能が高いです。
2枚目は中塗りを終えた後、乾燥させているところです。

ここからもう一度上塗りを行い、雨戸はつやのある仕上がりに。
基礎水切り板金


下塗り・中塗りの工程です。
隙間は薄く小さい筆を使って塗りこみます。
この板金が、外壁を伝う雨水を切ることで基礎に流れないようになり、基礎部に起きがちな苔の発生を抑えられます。

上塗りはブラックで仕上げ、明るい外壁の締め色としても引き立ちます。
ダクト・雨樋等




1枚目は横樋、2枚目は破風板の下塗りを行っているところです。
どちらも雨風の影響を受けやすい箇所ですので、窪みまでぬかりなく塗装します。

雨樋の塗装が上塗りまで済んだところです。
まだ乾燥していないため濡れた感じが出ていますが、だんだん落ち着いてきます。


物干し竿は一度留め具を外し、撤去してから、他箇所と同様に3回塗りで仕上げます。
塗膜の剥げが起こっていましたが、今回で新品のように綺麗にしていきます。
細かい部分こそ、日々の生活では目につくもの。
塗装でできることを全て活かして、細部から品質を追求します。
サイディング浮き補修


一部浮いてしまっていたサイディングボードを、ビスで固定します。
シーリング打ち替え


雨漏り防止のため、非常に重要なシーリングの打ち替えです。
建材同士をつなぎ合わせたり、隙間をみっちり埋めて雨水をブロックする役割があります。
大きな地震の際にはその弾力性でダメージを緩衝したり、なにかと大切なシーリングですが、メンテナンスが忘れられがちな箇所でもあります。
▷参考記事:なぜ必要?外壁のシーリング(コーキング)の役割
今回のお家は築23年ということで、シーリングの寿命を数年超えていたため、一部剥がれが起こっていました。
お客様のご希望で「オートンイクシード」という、一般的なシーリング材よりかなり耐久力の見込める製品を使用致しました。

多めに充填して、後に余ったものをそぎ落としていく形です。
養生テープをしておりますので、仕上がりが乱れる心配なしでたっぷりの量を詰めることができます。


出窓の天場と外壁との境界部のシーリングと、サイディングのシーリングです。
サイディングの部分は色の馴染みの良いように、白でなくベージュを用いています。
屋根塗装
下塗り

屋根の下塗り後はこのような状態で、しっかり乾かして安定するまで待ちます。
季節によって乾燥時間は異なるため、見極めが必要です。
▷参考記事:塗装が必要な屋根とは?屋根塗装の費用相場も解説

破風板も下塗りしていきます。
中塗り


塗料を持ち替えて、2層目を作っていきます。
屋根材同士の接合部は塗膜が弱りやすく、先に小さいハケで塗ることで丈夫になります。


ローラーで全面を塗って、また乾燥時間を置きます。
塗料は少ないと良くないのは当然として、多すぎることも良くありません。
適正な量を、適正な早さで均等に塗り広げます。
上塗り

上塗りが完了し、このような外観になりました。
屋根は暗い濃い色を採用される場合がかなり多いですが、実際は明るい色の屋根の方が遮熱性能は高いです。
屋根のメンテナンス方法は千差万別ですので、ご安心いただけるまでご相談致します。
補修
パテ補修


塗装の前に、軒天に斜めに入っていたクラック(ひび)をパテで埋めます。


外壁のクラックと補修後です。
塗装後にはあった箇所が分からなくなります。
外壁塗装
下塗り

まずは下塗りです。
サイディングに適した下塗り材で、調合して作るタイプですので、現場で行います。
配分から攪拌まで気を抜かず、完璧な塗料ができたら塗装していきます。
中塗り・上塗り


高い耐候性を誇る「パーフェクトトップ」に持ち替え、中塗りです。
先ほど行った下塗りがしっかりと密着させてくれるので、長い間剥がれが起きづらく、美観が保たれます。
地の色がムラなく隠れる、丈夫な塗膜が出来てきました。


境目ぎりぎりのところは先の細かいハケで塗りこみます。
2枚目は軒天の上塗りの工程で、塗膜の厚みが増したことで白さも上がっているのがわかります。


外壁の色を塗り分けるところに、あらかじめ線をつけておきます。
それを目印に養生を貼り、にじみ止めの塗料を境目に塗って、2つの塗料が綺麗に分かれるようにします。
長年住まわれるお家が美しく仕上がるなら、どんなひと手間も加える価値のあるものと考えております。


同じ塗料で上塗りで、外壁の仕上げにかかります。
ライン出し

最後にライン出しと言って、境界線をはっきり綺麗に出す作業です。
にじみ、ぼやけ、かすれなどがなくなるよう、毎度丹念に行っています。
撤去した付帯部の復旧作業・仕上げ

ベントキャップと外壁の境界部にはシーリングを打ち、雨水の侵入をブロックします。
実は、ベントキャップや通気口などからの雨漏りもよくあるため、しばらくメンテナンスしていないという場合は注意が必要です。


1枚目は、アンテナの取り付けに際して新品のビスに交換したところです。
続いて、塗装の済んだダクトを取り付けしています。


防犯カメラ・玄関横照明・塗装した物干し竿なども全て取り付けし直します。


最後に清掃を行います。
少しはみ出てしまった箇所は、塗料をカッター等でそぎ落とし、布で擦り落として線を整えます。
粉塵など付着している箇所ももれなく磨きます。

ベランダ笠木・手すり部分は専用スポンジで磨き作業を行いました。
過度なてかりも抑えることができ、品のある落ち着いた表面になります。
完工
以上で完工です。
この度は、施行期間1カ月の工事でした。


担当者のコメント
築23年の戸建てのお家にてトータルメンテナンスを承りました。
何百回目の施工でも、ひとつずつ最善を目指し、これからも信頼を置いて頂けるよう施工しております。
塗装工事をご検討の方はぜひ、塗装屋小幡までご用命ください。
お客様の声
後日、お客様よりアンケートを頂戴いたしました。
ご丁寧にありがとうございます。
お客様からは、
「出来上がった我が家を見て、小幡さんにお願いをして本当に良かったです。」
とありがたいお言葉をいただき、大変うれしく存じます。